ソーラーパネル

一戸建てを建てた時に思うことの1つとして、今流行っている太陽光発電システムがあります。

富山県でも周りを見渡してみると、多くの家が太陽光パネルを付けています。

では太陽光って実際得するんでしょうか?

今日は私が取り付けている人から聞いた話を含めて、実際どのくらいの発電量で、どのくらい得をしているのかを書いていきたいと思います。

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富山県の日照時間は?

富山県の日照時間が全国で何位か知っていますか?

過去20年間で47都道府県中44位のようです。

かなり下ですね。

富山の冬は本当に天気が悪い日が多いため、日照時間はあまり期待できません。

 

全国の日照時間と富山の日照時間はどのくらい違うのか

まずは全国と比較してみます。

全国の1か月日照時間平均 : 約159時間

富山の1か月日照時間平均 : 約135時間

一ヶ月だけで全国平均より24時間も短い・・・

なんか損した気分になりますね^^;

8月とかは全国平均を上回り良い感じなんですが、冬が足を引っ張りますね~

 

富山県の1軒あたりの発電量は?

日照時間が短いことは分かりましたが、実際の発電量はどうなのでしょうか?

実は太陽光発電は『日照時間が長い=発電量が多い』ではないのです。

実際に北海道と沖縄の年間発電量を比べると、4.32kWシステムで北海道が『約4600kWh』、沖縄で『約4700kWh』と、あまり差がないのです。

全国で一番発電量が多いのは長野県で『約5500kWh』となっています。

発電量は温度によって大きな損失を受けるようで、沖縄のように気温が高い地域だと、日照時間が長くても発電量に損失がでてしまうようです。

では実際富山県で1か月にどのくらい発電するのか平均的な数字で計算してみましょう。

例えば4.0kWのシステムで考えます。

この4.0kWというのはシステムの最高出力値であり、常にこのパワーで発電するわけではありません。

発電量の式は

発電量(kWh)=日射量(kWh/㎡)×システム容量(kW)×損失係数(大体0.85)

となります。

富山県の1か月の平均日射量は大体107kWh/㎡ですので、式に当てはめると

107×4×0.85=363.8

となり363.8kWhの発電量となります。

年間にすると363.8×12=4365.6kWhとなります。

日射量というのは太陽光の角度や、地域、方角など様々な面で変わってきますので、正確に知りたいという方は下記のサイトから自分が取り付けたいと思う設置状況にあわせて日射量を確認することもできます。

日射量データベースシステム

 

また、日射量から測定するのとは精度は落ちますが、日照時間から大体の発電量を求めることができます。

日照時間とは曇りであっても晴れであっても時間としては同じ扱いのためバラつきがあります。

曇りであれば30%ほど、晴れであれば80%ほどシステムの力を引き出すことができます。

平均すると65%ほどになりますので、式としては

発電量(kWh)=システム容量(kW)×日照時間(h)×0.65

となります。

さきほど富山の1か月の日照時間平均を135時間と書きましたのでこれに当てはめると

4×135×0.65=351kWh

年間だと

351×12=4212kWh

となり、日射量で求めた数字と誤差が出てきます。

どちらも平均値で算出している数字なのでそこまで正確ではありませんが、大体このくらいの数字になります。

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売電したらいくらで売れるの?

一番気になる部分はここですよね。

2016年現在、富山県では1kWhあたり33円で売れます。

つまり1か月で363.8kWh発電した分を全て売って約12,000円で売れます。

年間では144,000円の売電になりますので、太陽光を買った金額を144,000で割れば何年で元が取れるのか分かります。

 

結局太陽光はお得なの?

その家に何年住むつもりなのかにもよりますが、10年以上住むことが確定していればお得になるでしょう。

しかし売電価格というのは10年間は固定ですが、11年目からはかなり価格が下がることになります。

よって10年で元が取れないような買い物であればおすすめしません。

知り合いは富山で太陽光をつけていますが、元を取るまでに13年くらいかかるそうです。

10年固定を過ぎた残り3年間の売電価格がその時どうなっているのか分からないので、実際本当に元が取れるのか気になるところです。

 

そして2016年現在の売電価格は33円になっていますが、3~4年前は47円とかだったそうです。

その分太陽光の価格も数十万単位で下がってきているので結果そこまで変わらないのかもしれませんが、今後の売電価格はさらに下がることになるでしょう。

北陸は他の地域と比べて回収率が悪いことは確定していますので、初期投資がつらいようでしたら付けなくても良いかな?と私は思います。

ちなみに私は付けません。

初期投資がきついのと、10年で元が取れたとしても、その頃にはさらに技術が上がりもっと良い物が確実に出ていると思うからです。

10年先のことを考えたくないというのもありますが(笑)

そして2020年には自家発電のみで、生活に使用する電気を全て補えるような太陽光の計画も進んでいるようです。

実際どうなるかは分かりませんが、売電と買電の損得とは関係なく買電する必要がなくなるのであれば、その時は太陽光を購入するかもしれません。

 

太陽光の価格はkW単価で考える

太陽光を付けたいという方は、トータルの見積もり金額よりもkWあたりの金額で考えたほうが良いです。

どういうことかというと、

・4kWシステムでトータル金額150万円

・3kWシステムでトータル金額130万円

この二つを比べると、かかる金額は3kWのほうが安いですが、

1kW単価で考えると4kWのほうは

150万÷4=37万5千円

3kWのほうは

130÷3=43万3千円

となり、実際は3kWのほうが損をしているということになります。

ここは気を付けておきましょう。

 

業者に気を付ける

中には適当な仕事をする業者もあるそうです。

適当な仕事は発電量にも大きく影響しますので注意が必要です。

発電量は太陽光の角度や方角によって大きく変わるので、最適な箇所にしっかりと付けてくれる業者を探しましょう。

選ぼうとしている業者の口コミなどは確実にチェックしておくべきです。

何社か見積もりを取り、より良い所を選びましょう。

 

↓こちらは価格.comが運営する太陽光一括見積もりサイトです。

100社以上の中から見積もりを取ることができますので、厳選した見積もりがとれます。

 

まとめ

結局太陽光は、長い目でみれば『お得』だと思います。

しかし今買うのが一番お得なのかどうかは分かりません。

私としてはお金に余裕がある人ならつけても良いと思いますが、無理してつける必要はないと思います。

雪が降る富山では価格も上がりますしね^^;

 

屋根として一番お得なのは、低角度の片流れで板金屋根です。

発電効率も良く、取り付け費用も少なくて済みます。

南側なら完璧かもしれません。

 

そして新築であれば、取り付け費用が少なくて済む可能性があります。

これは屋根の種類によっても価格が変わってくるからです。

ちなみに瓦屋根に取り付ける時は価格が高くなりますが、新築であれば瓦を付ける前に作業ができますので、価格は低くなると思います。

メーカーが太陽光を強く勧めてくることはないと思いますので、付けるとしたらどうなるのか?というのを相談してみると良いと思います。

私は角度も方角も悪いためか、太陽光の話はほぼ出てきませんでした(笑)

 

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